SNSを考える2006年01月04日

1/3、少し遅めに起きた後、仕事をしながらしばらく手をつけていなかったgreeとmixiで遊んでました。
mixiの方で、いくつかのコミュニティに参加。
結構盛り上がっているコミュニティが多く少し意外でした。

SNSが昨年急激に普及して、greeやmixiのような、いわゆる総合的なSNSは今後どうなるか?
というのを昨年社内で少し議論したことがあります。

その時にも出た話ですが、
爆発的に普及してきているポイントとしては、
従来ネット=バーチャル(仮想世界)というイメージだったのを、紹介制という仕組みをいれたことにより、匿名性をある程度排除したためにリアルのコミュニティをネット上に作ることに成功した点。
さらに紹介制なのでそのまま口コミで広まりやすかったという点。
ブログの普及の波をそのまま取り込めた点。(日本ではブログ=日記)
などが考えられ、

逆に問題点として、
たとえば、会社の人に対してはお酒は飲めないことにしているのに、
学生時代の友人が紹介文で、かなりいける口であることをかいてしまったり、
逆にプライベートな友人には仕事の話はあまりしないようにしていたのが、リンクしている仕事の知人をたどると仕事内容や、場合によっては働いている会社名までわかってしまったり、
普段は自然と作っている公私の壁が勝手に剥がされてしまう、ということことがあり
一部離れていっているユーザーもいるようです。

mixi、greeといった巨大なSNSは、先行者利益で残るものの、
本当に濃いコミュニティという点ではたとえばITエンジニアに特化したSNS、といった感じで、特定ジャンルに特化したSNSが意味をもってきそうです。
2006年はそういうSNSがあちこちで立ち上がる年かもしれません。

==

夜には映画館に行ってきました。
今年の初映画は「ザスーラ」。
リアルボードゲームということで、ボードゲーム上の出来事がそのまま実際に起きるというSFなのですが、見終わった後は、ゲームをクリアしたような爽快感。
深く考えず軽く見られるSFです。


トラックバック

コメント (2)

ご無沙汰しております(笑)。

私はそれで辞めてしまったクチですね(笑)。

個人的には、SNSはその珍しさと「招待された人間しか参加出来ない」=「自分は参加出来ることの優越感」から広まったような気がしますが、そもそも自分のプライベートをさらけ出す勇気は多くのユーザーは持っていないわけで、匿名性を排除した繋がりを求めた「SNS」はいずれ廃れていくと思います。

廃れていく、というと語弊がありますね。結局は、コミュニケーションを取るには「SNS」という形態でなくてもいいわけで、もっと緩やかな集まりに変わっていくんじゃないでしょうか。ただ、匿名性が強くなった時点で、本来の「SNS」は廃れてしまったと言っていいと思います。

ご無沙汰です^^
mixi自体はどういうビジネスモデルを作っていくのか、個人的に興味を持ちながら見ています。

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