上海万博2010年05月21日

少し前になりますが
連休明けの上海出張の時に、開催したばかりの万博に寄ってきました。


以下簡単な報告ですが、その前に、

まず大前提として、上海万博は、中国国民に向けられたものなので、
日本人含めて海外から、このためだけに観光で見に行くものでもないとは思っています。
(上海市内の観光を兼ねてだったら、いいとは思いますが)

展示内容もベースは中国語、おまけで英語という感じで、日本語での
説明等はほとんどありません。

ただ私が見たかったのは、1つ1つのパビリオンというよりは、
これから巨大なマーケットになると言われている、中国の方々が、どういった
パビリオンに興味をもっているのか。
また、このマーケットに対して、各国と、各企業が、どういう打ち出しをしていっ
ているのか。
そういった点でした。

今後の中国経済が次のステージに入る、大きな節目になることは間違いないので
それを自分の目で見たかったというのが、今回このタイミングで行った理由です。


■チケット

今回急遽行くことになったので、チケットは現地と国内と両方で手配したんですが
JTBのホームページから申し込んで、1週間で到着。

ただ、特別日に設定された日(5/1~5/3、10/1~10/7、10/25~10/31)に入るには、
専用のチケットが必要で、これはやはり手に入りにくいようです。

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■混雑具合

ちょうど連休中に、開幕して行列で大混乱、というニュースが日本でも流れており、
さすがに混雑している中を行くのは避けたかったので
同行の方と現地アテンドの方に無理を言って、平日にしていただきました。

これが功を奏したのか、拍子抜けするほど入り口では並ぶこともなく。
会場内も、どちらかというとガラガラ。

トイレも並ばず。食事も並ばず。

混んでるパビリオンは2時間待ちとかになっていますが、多くのパビリオンは
待ち時間無しで簡単に入れました。

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■セキュリティチェック

会場の入り口のセキュリティチェックは空港並み。
ペットボトルは持ち込めず、パソコンがあればチェックされます。


■会場内は広い

広さは愛知万博の2倍。

川を挟んで、主に企業パビリオンのある浦西側と浦東側にわかれます。

今回のコースは、午前中に浦西側から入り、食事した後に、浦東側に移動、
再度に浦西側に戻って、という感じでした。


館内の移動は、電気バス(無料)、

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地下鉄。

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乗ってないのですが船など。ここまでが無料。

あと、これは後から知ったので利用できなかったんですが、
10元でのれるパビリオンとパビリオンを結ぶカートなどあったようです。

たぶんこれ…。

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ただ基本は歩いてる距離がほとんどなので、スニーカーは必須。
#今回忘れたので大変なことに。。


■日本産業館

浦西側にある、日本の企業が集まったブース。
だいたい30分待ちで、浦西側では1番人気があったように思います。

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■日本館

今回中には入らなかったのですが、日本間は2時間半待ち。
他のパビリオンと比較しても、非常に人気が高かったです。
こういうのは純粋に、日本人としては嬉しい。

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■中国館

とにかく大きい。
これも入らなかったのですが、中国館は、万博終了後も残るようなので
(あとからの情報によると半年間)
あわてて見る必要はないとのこと。

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■ボランティア

館内にはあちこちにボランティアの方がたっており、道案内をしていました。
英語もしゃべれて、日本語しゃべれる方も少しいます。

数百倍の倍率で選ばれた方々とのことです。

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■行列

一部のパビリオンでは並ばないといけないんですが
行列は、ほぼほぼ綺麗に並んでます。
時々その中を抜かしていく人もいますが、気にするほどでもないです。

バスの行列では、お年寄りを優先して乗車できるように、係の人が誘導するなど
主催者側の努力も感じました。


■その他

以下写真だけ並べておきます。

最初に書いたように、観光目的でいっても、正直あまり見るところはないと思うんですが
この国とビジネスで携わる方は、機会があれば是非、
立ち寄って頂くだけでも、色々と新しい発見があるのではないかと思います。

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新会社「株式会社フューチャーショップ」設立2010年05月16日

先週の発表となりますが、この度新しく「株式会社フューチャーショップ」を設立しました。

プレスリリース:ショッピングカートASP「Future Shop2」株式会社フューチャーショップ 設立のお知らせ


プレス内に詳細は記載していますが、新会社は、ECサイトの信頼性第三者認証サービスを展開する、オプトグループの株式会社TradeSafe社との合弁会社になります。

当社で提供しておりますショッピングカートASP「Future Shop」は、今後新会社にて運用します。

今回の合弁会社設立によって、今までのフューチャースピリッツの、インフラの運用ノウハウを利用した安定したECサイト運用環境に加えて、ECサイトで店舗様と消費者様が安心して取引が出来る環境を提供していきたいと考えております。

今後もグループ全体として、引き続きECソリューション事業にも取り組んでいきますので
よろしくお願いします。

ショッピングカートASP「Future Shop2」

イベント2本。ソーシャル時代の情報発信を考える/キタウェブ会2010年05月02日

少し前になりますが、先日イベントを開催しましたので
その報告を簡単に。


まず、イー・エージェンシー/京都リサーチパークと共催しました
【京都オープンイベント】ソーシャル時代の情報発信を考える


第1部は、創庵代表の佐々木博さんにお願いし、「ソーシャル」をテーマにお話頂きました。

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佐々木さんは長年にわたり、NHKでパソコンをテーマにした教育番組を担当されていましたが、
いつまでたっても操作が簡単にならないパソコンに、疑問を感じられていたようです。

その疑問を持たれている中で、今回発売された(日本では間もなくですね)
iPadに注目され、この端末がいかに私たちの生活に大きな変化を起こしていくか、
という点を中心に話をしていただきました。

この感覚は私自身も非常に共感できるもので、仕事で普段からPCを使う私たちは
ともかくとして、ただ単純にインターネットに接続して、ホームページを見たり
メールを読み書きするための端末としてのパソコンには、私自身も長年違和感を
感じていました。

パソコンは、とても「家電」と呼べるレベルの簡単さではないですし
わからない方は本を買ったり、パソコン教室に通われたりします。
使いこなせば便利ですが、使いこなすのにとてもハードルが高い端末だと感じています。

その中で今回アップルが発表したiPadは、キーボードもない、マウスもない、
プロバイダー契約もいらない。
しかし簡単にインターネットに接続して、情報を得たり、発信したりすることができるようになり、
ようやくインターネットが一般のインフラとして使われ始める、
1つの新しい時代に入ったことを実感させてくれる、端末だと感じています。

多くのメーカーが、今後iPadのような端末を、発売していくことになるでしょうし、
それにあわせて、今までパソコンで見られることが前提だった
多くの「ホームページ(WEBサイト)」も、変わっていくことになるでしょう。


またイベントでは、はてなの近藤社長ゆめみの深田社長にも登壇頂き、
近藤さんからは位置情報を使った新サービス「はてなココ」
深田さんからはソーシャル時代のマーケットとゆめみさんの方向性についてお話
頂きました。


第2部ではtwitterについての座談会を。
私も参加しましたが、twitterについては、あまり力をいれずに、
例えばこれで仕事を取ろうとか、会社の宣伝をしようとか、そういうことは考えずに
まずは使ってみよう、という感覚で良いのではないかと思っています。


その後、同じ日になってしまったのですが、大阪に移動して
シナジーマーケティングさんと幹事会社を担当している、
大阪キタウェブ会の第6回。

今回も多くの方にお集まり頂きました。 →参加企業様リスト


こちらのイベントでは、
「iPhoneとツイッターで会社は儲かる」という書籍の紹介を出された
EC studioの山本社長にお話頂きました。

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参加者全員に本をプレゼント頂きました。
ありがとうございます!

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そして個人的にこのイベントで感動したのが、初めてiPadに触れたこと。

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Wi-Fiには(色々な理由で)つながってなかったんですが、
やはり実際触ると、すごい端末だなと感じます。

重さは、許容範囲内でしょう。
片手で持つのはちょっとしんどいかもしれません。

動きはさすがに軽く、
iphoneを大きくしたようにみえる画面も、得れる情報量が
圧倒的に違います。

今後アプリケーションや、電子書籍などのコンテンツがそろってくると
より楽しい端末になりそうです。


と、終わってみれば、結局iPadとtwitterの話だらけの1日でした。

まさに今一番、熱い話題なんだろうと思います。

iPadは、ドコモが対応SIMカードを出すというニュースも出ており、
また各大手電気店のネットショップからアップル製品が消えるなど
いよいよ日本発売がカウントダウンに入った感があります。

楽しみです。

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