ワンセグ2006年05月13日

最近、ワンセグに関するビジネスのご相談を頂くことが増えてきました。
マスコミが積極的に取り上げている事もあり、注目度は高いのですが、いざそれをどうビジネスにつなげるのか?という点では業界自体が、まだまだ模索中の感じがあります。

私自身も、3月の下旬に購入した新しい携帯(au)がちょうどワンセグ対応で、試験放送の頃から色々試しています。
京都では、屋内は窓際でないと厳しいですね。
東京では、建物によっては屋内でも綺麗に見れました。
移動中はまだあまり試していないのですが、新幹線では(トンネルが多い為か、スピードが速い為か)全くダメでした。

画質は確かに綺麗ですが、現状はまだテレビの画面の内容をそのまま持ってきているコンテンツなので、例えば野球とかもまだまだ画面内の文字などが見難いというのが正直なところです。
ただこれが、きちんとワンセグ端末用にコンテンツが作られ始めると、活用方法も広がる予感がします。

WEBでも映像がどんどん流れている時代ですが、自分から積極的に見に行くPCのWEBコンテンツや携帯コンテンツとは違い、テレビは元々つけっ放しで見るのに適しているものだと思います。

そういう従来の、つけっ放しでコンテンツを楽しむというスタイルに近い、
例えば家の自分の部屋で仕事をしながら野球やサッカーを横で見る、
散歩しながらニュースを見る、
外で食事をしながらバラエティを見る(?)、
というような使い方が、今後増えてくるかもしれません。

また、現状、駅のホームや電車内でメールやウェブを携帯で楽しんでいる方が多いことを考えると、駅の中で皆がテレビを見ている絵も、そう不自然ではないですね。

ところで、ワンセグの話をしていると、携帯もストリーミング映像がもっと高画質になっていけば、それで十分では?という話も出てきます。

それはその通りで、免許を持った放送局が発信するワンセグ放送以外に、一般の企業やユーザーが配信できる携帯向けのストリーミング映像も、どんどん増えてくると思っています。

しかしだからといって、ワンセグが不要になるか、というと、それは現状のテレビやラジオが全てインターネット放送に変わるのか?という議論に近くなりますが、個人的にはきちんと見る側が自然と使い分けをして、棲み分けをしていくのではないかと思っています。

トラックバック

カレンダー

        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

ブログの更新情報を購読

Blog Widget by LinkWithin