価値と料金2006年01月08日

1/7、昼に起床。新年早々飲み会で、若干寝不足だったのを取り戻す。

夜にデパートに入っている京料理屋さんでの出来事。
初めていく店で、メニューはコース料理2種類のみから選ぶ形だったのですが、
カウンターの横に座っている方の料理が美味しそうだったので、こっそりとあれはどちらのメニューですか?と聞くと
「あちらは料金がもっと高いメニューで、事前に予約が必要です」とのこと。

予約が必要なのはいいとして、料金がもっと高いとかいわれてしまうと途端に目の前にある2つのメニューが、陳腐なものに見えてしまいました。
(結局おいしかったんですが)

ふと、これと同じ過ちは、知らず知らずの内に、お客様に対して行ってしまっているのではないかと少し気になりました。

たとえば当社で提供しているレンタルサーバーのメニューでも、スペックに応じて料金プランがわかれています。

料理の値段の違いが、(おそらく)食材の違いからくるものであって、安いコースだからといって料理人が手を抜いているわけではないのと同じで、どのプランでも、機能的な違いはあったとしても、たとえばサポートの手を抜くわけではないのですが、ひとつ説明を間違えるとそういう悪い印象(誤解)をお客様に感じられてしまいます。

大事なのは、お客様の要望とご予算に応じて、一番最適なプランを御提案すること。

本来当たり前のことなんですが、サービスを提供される側の立場になって、改めて気づくことも多いですね。

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